こんにちは!つくし2組の小平です。
今月から新たに2名のお友達が加わり3歳児12名、Sコース8名、計20名全員揃い尚一層にぎやかに楽しくなりました。
活動をする前にそれぞれの活動に応じた約束を毎回繰り返ししています。「上履きをしまうのは…」下駄箱の「お~に~かい」、「お片付けだよ~って言われたら遊んでていいの?」「だめ~、おかたづけ!」、「お友達が使っているおもちゃを使いたい時は…」「か~し~て!っていうの」等々。みんな声を揃えて教師の問いに答えてくれます。
けれど、靴と上履きを逆に閉まってしまったり、お片付け時間になっても「はーい!」と返事だけして遊びが止められなかったり。
「◯◯くんがおもちゃをとったの」など、あれあれ?お約束したのに…という事が。
もちろん、まだ気持ちのコントロールが上手く出来なかったり、とっさに言葉が出なかったり、お約束通りにいく筈がありませんね。
けれど、そんな時には様子をみて教師が話しをしますが、私に任せて!とばかりに3歳の小さな先生が登場する事があります。「◯◯くん、かしてっていわなきゃわからないでしょ」「◯◯ちゃんがかわいそうよ」と頭を撫で、先生のようになって話しをしてくれます。泣いているお友達にティッシュをもってきてくれる先生もいます。
おもちゃをとってしまったお友達もとられてしまったお友達も教師をチラチラ見ながらも3歳の先生の話しを神妙な顔つきでききます。どんな心境で聞いているのかなぁと想像すると思わず笑ってしまいます。小さな先生の迫力ある話しぶりやティッシュを差し出す優しさはママ?教師の影響?と想像が膨らみます。
子供達は時に先生になったり、ママになったり、色々なキャラクターに変身します。その中で、人の気持ちを理解したり、想像力を豊かにしたり、人との関わりを学んでいくのだと思います。
3歳児のお友達は発表会の練習に取り組み始めています。楽しくて嬉しくて感情を思い切り出しきる子もいれば、恥ずかしくて教師と手をつないでいる子もいます。
表現の仕方は様々ですが、それぞれに色々な物を吸収しています。個々の成長に合わせた関わり方をこれからもしていきたいと思います。
明日は副園長先生です。お楽しみに♪