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オーストリア・イタリア研修報告

[2019.08.05]

 

 

絵画や彫塑の面で新たな文化交流を進めていければ…と思い4月末から5月はじめの約1週間オーストリアのウィーンとイタリアのフィレンツェへ視察に行ってきました♬

 

ウィーンではJSBM校の先生方に音楽学校と幼稚園を案内をしていただき、フィレンツェでは4か所の保育園・幼稚園と障がい者施設を視察してきました。

【オーストリア・ウィーン】

小学校

廊下がとても広く、休み時間になると子どもたちは廊下で遊んだり、外のサッカー場で遊んでいました。

幼稚園

とにかく教材が多い。そして保育室が広い!

保育室はだいたい4分割にされていて、ご飯を食べる場所・勉強をする場所・遊ぶ場所・制作をする場所とわかれていました。

しかしとくに大きな仕切りはなく、教材棚仕切られていたため広く感じました。

そしてその教材棚の中にも教材がたくさん。子どもたちは自由にその中から好きなものを選んで活動をしていました。

小学校・幼稚園どちらもリトミックの授業を見学しました。

少人数での授業。はじめは体をつかっての表現。

徐々に楽器を使い最後には皆で1つの曲を発表してくれました。

上段左から2番目がブーハ先生、4番目がザーコ先生です(*^-^*)

どちらの先生も2018年にEducarealize Groupを訪問されました。

【イタリア・フィレンツェ】

■Nido d'Infanzia "Graziano Grazzini" (Istituto di Badia a Ripoli)

 Scuola dell'Infanzia "Immacolata Concezione" (Istituto di Badia a Ripoli) バディア保育幼稚園

 

年間で1つ園全体のストーリーを決めているそうです。

今年は✨オズの魔法使い✨(2枚目の写真はオズの魔法使いの1シーンです)

廊下にもお部屋にも子どもたちが描いたオズの魔法使いに関連する絵がたくさん飾られていました。

■Scuola dell'Infanzia "Kassel" (Istituto Comprensivo Botticelli) カッセル幼稚園

絵を描くためだけの場所があります。

各家庭から集めた教材(布やペットボトルのキャップなど)がたくさんありました。

これは子どもたちがみたらとても絵をかいてみたり何かを作るのにワクワク?するなと感じました。

■アルコバレーノ保育幼稚園

見てください!この園庭。

フィレンツェから少し郊外にあるため今まで見た中で園庭がとても広いんです。

こんなに広い園庭でも大きな遊具はありません。

自ら考え自分たちで遊ぶ方法を考えるようはたらきかけているそうです。

本物のキーボードや電話を置くことで子どもたちが真似をして、遊んでいるそうです。

■ ISTITUTO DEGLI IINNOCENTI イノセンティ幼稚園

ここは今年600年祭を迎える歴史ある場所です。

写真の絵本は保護者の方が手作りをした絵本だそうです。

そしてこの幼稚園には子どもたちが毎日1時間ほど絵画活動をする工房があり、専任の先生がいるとの事でした。

ここでも身の回りのもの(ペットボトルのキャップ・木の枝・布など)を教材として使用し作品をつくっていました。

■Centro Diurno Linar (Nave a Rovezzano) デュルノリナール障がい者施設

ここでは利用者の方の分担表がありました。

電話の応対をしたり、お茶をだしたりという事も利用者の方がするそうです。

 

日本と同じだな~と思うところもあれば、これは帰国してから真似をしたい!

そう思う事もたくさんありました。

 

 

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